BLWでの食物アレルギーに配慮した進め方は?

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こんにちは、ありすです。

離乳食をスタートしてから避けて通れないのが、アレルギーを起こしやすいとされる食品をどのタイミングでどのように提供するのか?ということです。

※食物アレルギーの原因となることが多い食品(卵、小麦、大豆、乳製品など)という意味で、この投稿では「アレルギー食品」という表現を使わせていただきます。

親としてはとても気を遣う項目ですが、私自身BLWの場合どう進めていけばいいんだろうとわからないことだらけでした。

今回は、BLW離乳食でのアレルギー食品の進め方について書きたいと思います。



ちなみにBLWについて書かれている書籍を見ても、アレルギー食品の進め方についてはあまり詳しく触れられていないんですよね・・・。
書かれていたとしても、「BLWだとほんの少ししか食べないからもしも症状が出たとしても軽度なので、早めの段階から気にせずに取り入れていきましょう」みたいな感じだったり。^^;ちょっと雑だなぁと思ったりしました。
なのであまり参考にならず、その他本やインターネットなどでたくさん調べました。

そうしたことを経て我が家で実際に進めてきたアレルギー食品の進め方についてお伝えしたいと思います。

目次

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原則:BLWでもアレルギー食品だけはママ主導を

BLWは赤ちゃん主導なので、赤ちゃん自身がいつ・何を・どれだけ食べるのかを決めるのですが・・・

やはり、アレルギー食品だけは例外!です。私の中ではこれが原則です。

万一アレルギーを起こしてしまった場合、健康に大きく関わります。
なのでアレルギーが起こりやすいと言われている食品に関しては、BLWであってもママが管理した状態で提供していく必要があると私は思います。

アレルギー食品の提供を遅らせることに意味はない

これまでの研究により、アレルギー食品の提供を遅らせることに意味はなく、むしろ早い方が良いということがわかっています。
これは食物アレルギーが起こる仕組みに関係します。

乳児期に肌荒れや乾燥肌があると食物アレルギー体質が作られやすいということがわかっています。
これは肌が乾燥していたり湿疹など荒れた部分があったりすると、その荒れた部分に目に見えないほど小さい食べ物の成分が入り込み、その結果免疫系細胞に働いてアレルギー体質が作られるためです。

しかしこのようなこと(皮膚から成分が入る)が起こるよりも前に食べ物として口から摂取すると、その食品のアレルギーは予防されるらしいのです。

これは、食事として適切な量やタイミングで摂取された食物の成分は腸から吸収され、免疫系細胞に働いてアレルギー反応を抑えるように働くからだそうです。
この「食べることによりアレルギーが抑えられる」という事象は、たくさんの研究でその傾向がはっきりと支持されているということです。

アレルギー食品の提供を遅らせることに意味はなく、むしろ早めに食べさせた方が良いというのはこう言ったことが理由になります。
BLW離乳食は赤ちゃんの消化器官が食べ物を受け入れられるようになる6ヶ月以降にスタートするので、6ヶ月以降であれば特にアレルギー食品を遅らせる必要はないということになります。

BLWでのアレルギー食品の進め方

いつ始める?

ではアレルギー食品をBLWの場合いつ提供していくのか?ですが、

健康な赤ちゃんであれば、ほんの少しでも実際に食べ出したかな?というタイミングで試してみることがおすすめです。
赤ちゃんによるかと思いますが、BLWを始めてから1〜2週間経った頃にはほんの僅かな量であれば食べ始めていることが多いと思います。
このタイミングでママのやりやすい食べ物から少しずつ提供してみるのがおすすめです。
まだ食べる量はほんの僅かなので少しの量の摂取で様子を見ることができ、心配も少なくてすみます。

重要:ワセリンで必ず保護

先に述べた通り、食物アレルギーは荒れた皮膚に食べ物の成分が入り込むことがきっかけで引き起こされます。
なので肌をワセリンで保護しておくのはアレルギーを未然に防ぐ手段として有効です。
我が家では食事の前に必ず口周りを中心にワセリンを塗っています。(顔中ベタベタです笑)
厚め(2−3ミリくらい)に塗っておくとしっかり保護され、口周りの汚れもワセリンごと拭き取れるので食後の対応も楽になります。

基本の進め方

基本の進め方は以下の通りです(従来の離乳食でアレルギー食品を与える場合と変わりません)

  • 体調の良い平日の朝ごはんか昼ごはんで(小児科が開いている時間)
  • 1日に1種類ずつ
  • 食べてから特に2〜6時間は様子を見ておく(ほとんどの場合は皮膚にあらわれる)
  • 万一異常があればすぐに小児科受診を(いつ、何を、どれだけ食べたか、直後の様子を伝える)

まずは赤ちゃんが体調の良い日で、ついでに言うとママも体調が良く気持ちの余裕がある日に行いましょう。
赤ちゃんが風邪気味など体調不良の時は初回摂取や増量を避けてくださいね。
異常があってもアレルギーによるものかどうかがわからなくなってしまいます。

万一アレルギー症状が出た場合に迅速に対応できるよう、時間帯は平日の朝ごはんか昼ごはんで試してみるのが良いと思います。
もしも異常が起きてもかかりつけの小児科や病院の診療時間内なのですぐに見てもらえるためです。

そしてどの食べ物も、初回の摂取は「1種類ずつ・少量から」が鉄則です。
これも万一異常があった場合に原因となる食べ物を特定できるようにするためと、万一症状が出た場合でも軽度で済むためです。

実際の我が家の例

卵、小麦、大豆、乳製品について、実際に娘に提供したやり方をお伝えしたいと思います。

おおよそのスケジュールとしては、

BLWを始めてから
  • 1週間後:乳製品(ヨーグルト):スプーンで親が口元まで持っていく
  • 3週間後:大豆(豆腐):蒸したスティック状のものを提供
  • 1ヶ月半後:卵(かたゆで卵の卵黄から):スプーンで親が口元まで持っていくか、食べそうなものの上に乗せて提供
  • 2ヶ月後:小麦(うどん):特にカットせず、そのまま提供

といった感じでした。

一番初めに提供したアレルギー食品はヨーグルトでした。
余談ですが娘は母乳ではなく粉ミルクで育てています。
乳製品については、粉ミルクを飲んでいる赤ちゃんの場合は問題ないことが多いらしいので、まずは乳製品からと思い始めてみました。
スプーンで食べさせることは普段はしていないですが、形状として手づかみは難しいため、ヨーグルトについては私がスプーンで娘の口元まで持っていきました。
最初はほんの少し舐める程度でしたが一応食べてくれたので、これを2日くらい続けました。

大豆について。
その当時は蒸し器で野菜を蒸していたので、木綿豆腐をスティック状に切って一緒に蒸して提供しました。
豆腐はBLWを始めて日が浅い娘は掴むのを苦戦していましたが、なんとか口に持っていき、少しは食べたかな?という感じでした。
正直卵以外はそんなにアレルギーを心配していなかったのでかなり適当です・・豆腐は1日だけ提供して、特に意識的に連続で提供したりはしていませんでした。

卵について。
赤ちゃんがアレルギーを起こすほとんどの場合が卵らしいので、卵は慎重にと考えて少し遅くなってしまいました。
BLWを始めて2ヶ月弱経とうと言うタイミングでようやく重い腰をあげました。
まずは定石通り、かたゆで卵の卵黄の中心あたりを、耳かき1杯程度から始めました。
確実に食べさせたかったのでスプーンであげようとしましたが難しかったので、結局は食べているもの(ブロッコリー)の上に乗せて提供。
これを3日間続けて、卵黄の量は少しづつ増やしました。
続けて翌週に、全卵の火をしっかり通した薄焼きの卵焼きを提供しました。
2日連続で提供し、特に問題なかったので卵も大丈夫そうかなと思いました。

小麦は卵をあげた2週間後くらいに提供しました。
うどんに薄めた麺つゆを少し絡ませて提供しました。
特に短く切ったりはせずそのまま提供しましたが、問題なく食べてくれました。

最後に

私がBLWを始めたとき周りにBLW経験者がいなかったので、具体的にアレルギー食品をどう進めていくのかを参考にしたくても具体的な情報がありませんでした。

どのように進めるかを決めるのは自分ですがBLWをやってきた他の人たちがどうやっていたのかを参考にできたらなぁと私自身思っていたので、我が家での例として記事にしてみました。
もちろんこの通りにする必要はないので、我が家ではこう進めたよという一例として受け取ってもらえれば幸いです。


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