BLW離乳食|実際にやってみて感じたデメリットとは?

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こんにちは、ありすです。

BLWはママにとっても赤ちゃんにとってもメリットだらけの離乳食法だと感じている私ですが、勿論デメリットもあると感じています。
私が感じるBLWのデメリットについて率直にお伝えしたいと思います。



目次

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散らかる

BLWをするとどうしても散らかってしまいます
これがBLW最大のデメリットだと思います。

初めから手づかみで食べるBLWですが、赤ちゃんは当然全く食べ物を食べたことがないところからスタートです
最初は手で掴むのもおぼつかないし、掴めても口に持っていくのも一苦労。
口に入らずコロン、とか、落とそうとしていなくても手が当たって床にポトンとか当たり前です。
床はどんどん汚れるし、赤ちゃんの口周りや体もどんどん汚れていきます。

そもそも赤ちゃんは「汚してはいけない」「散らかしてはいけない」という考え自体が無いので、散らかるのは当然のことなのです。
赤ちゃんは食べ物が床に落ちる様子を見て重力の法則があることを知ったり、手でぐしゃぐしゃにしながらどんな力加減なら豆腐を掴めるかを学習したりするので、赤ちゃんが散らかすのはイコール食事を通して学んでいくことことそのものと言えるかもしれません。

ちなみにペーストの離乳食の場合でも多かれ少なかれ汚れると聞きます。
そしてBLWをしていなくてもどこかのタイミングで手づかみ食べをする時が来るのでその時には必ず散らかります
なのでBLWをすると特別に散らかるというよりは、派手に散らかる時期が通常よりも少し前倒しになるという感じです。

赤ちゃんが食べる時に散らかすのは当然で仕方がないことなので、「散らかされても大丈夫な環境を作っておく」ことが大切です。
散らかされる前提で対策をしていると、思ったほど後片付けは大変ではないです。

BLWを続ける赤ちゃんは毎日の食事を通してたくさん食べる練習をするので、そんなに散らかさずに食べられるようになるのも早いです。
散らかりやすいのはBLWでのデメリットですが、赤ちゃんが思う存分散らかしながら、食べることをしっかりと学べるのは赤ちゃんにとってとても貴重な経験です。
食事では散らかされるものと心得てしっかり準備をすることで広い心をもって対応できますよ。

外食にそのまま持っていける既製品がない

BLWはまだまだ一般的にはあまり知られていません。
そのため従来のペーストの離乳食にあるような便利な既製品がありません

ペースト離乳食であれば、レトルトの離乳食が瓶やプラスチックのカップに入っていてそのまま持ち運べるようなものがたくさん売られていますよね。
例えばこういうものです↓





個人的にはBLWでもあったらいいのになぁと思っているのですが、BLWで提供する手づかみしやすい形状のものでこういった既製品は今の所見たことがありません。
なので、外食する時には(外食先の飲食店のメニューから赤ちゃんが食べられるものを現地調達という方法もありますが)、何かしら作って持っていくことが多くなります。

とはいえ元々準備が楽ちんなのがBLWのいいところ

私の場合は、出先でBLWする時はじゃがいもや人参を加熱してスティックにしたものや、鯖缶で作ったナゲット(これはまとめて作って冷凍保存していました)、おにぎりなどをタッパーに入れて持っていって食べさせています。
普段食べているもので尚且つ外食先で食べやすくて持ち運びやすいものと考えて大体このメニューに落ち着きました。
生協で購入した冷凍の豆腐ハンバーグやポテトなども水分が出ず持ち運びしやすいので外食用にもよく利用します。

お出かけ前にバタバタしていると正直簡単なものを用意するのすら面倒に思う時があります。
なのでペーストの離乳食のように買い置きしておいて蓋を剥がせばそのまま食べられる的な既製品があれば便利なのにな〜と思うのが本音です。

周りに理解されにくく、アドバイスを求めにくい

BLWはやはりまだメジャーではありません
日本では厚労省のガイドに基づいて離乳食の指導が行われているので、基本的に自治体所属の栄養士さんなどが持っている知識は従来のペーストの離乳食についてのものです
自治体主催の離乳食教室なども勿論同様の内容のため、多くの人は(指導する側も含めて)従来の離乳食しか知らないという状況が普通です
なので、離乳食の話になると基本的に周りと話が合いません笑

最初から固形の食べ物を手づかみ食べをさせていると言うと、大抵の場合驚かれます。
ただ驚かれても、私の経験上はママ友などは特に批判してくることもないしそれ以上話題が発展しないので笑、特に問題は感じていません。

BLWという名前は知らなくても、経験が長い保育士さんは最初から手づかみ食べをさせている伝えるととてもポジティブな反応を示してくれることがありました。
これまでたくさんの子供たちを見てきた経験から、手づかみ食べを早くからすることにメリットを感じているそうで、「とても良いと思うので是非これからも続けてください」と言われました。

ママの親世代の反応が一番問題になりやすいかもしれません
私たちの親の世代もペーストの離乳食が当たり前でそれ以外のやり方があるとは夢にも思わないのが通常です。
ママがBLWをしたくても、実母や義母に「初めから固形なんてとんでもない!」「離乳食は親がスプーンであげるもの」という先入観をもたれて反対されてしまうこともあるようです。

私の場合は、そもそもSNSでBLWを知った実母からBLWの存在を教えてもらっていたので当然問題にはならず、義母は私の子育てのやり方を全て尊重してくれているので快く応援してくれましたが、なかなかBLWを理解されずにやりにくかったり、バトルになってしまうということも聞きます。
解決策としては、BLWについて丁寧に説明して理解してもらうことで、とても理にかなっていて子供にとって良い離乳食の方法だと理解してもらうことだと思います。
百聞は一見に如かずで、BLW中の様子を動画に撮ってお子さんが興味津々で食べ物に取り組んでいるところを実際に見せるのも効果があると思います。

またBLWをしていてちょっと不便に感じたのは、ちょっとしたアドバイスが欲しいと思う時に簡単に聞ける人がいないこと。
先にも述べましたが自治体の栄養士さんは(個人的に勉強しているなどない限りは)離乳食といえばペースト離乳食のことしか知識がありません。
企業所属の栄養士さんも同様です。

1歳になったばかりの娘のミルクの量が減らないことが少し気になっていた時に、たまたま訪れた赤ちゃん用品店の店頭に企業所属の管理栄養士さんがいました。
なので少し相談をしようとしたのですが、全く話が噛み合わず・・・。

栄養士さんの「何グラムくらい食べていますか?」という質問に答えられない私。
BLWをしていたらグラム数を量るという概念がないので、何グラム食べているのか全く見当もつかない笑
それに当時娘は絶賛ベーベー出しながら食べる時期だったので、お皿に盛った量のうちどれくらい実際に食べているかもよくわからず・・・。

「最初から固形の食べ物を手づかみ食べさせています」と言っても全然ピンとこないようで、ほとんどスルーでした笑
結局噛み合わないと感じたので適当に話を切り上げましたが、こうした専門家とされる方でBLWを理解している人がまだ少ないということはちょっと不便に感じます。

食べるのが楽しくて子供が食べ過ぎてしまう!?

これは必ずしもデメリットではないかもしれませんが、BLWだと食べることが大好きになり、子供が食べ過ぎてしまうことがあります。

私の娘がまさにそうで、多分食べ過ぎ気味です笑

BLWをしていると食事に積極的になり、「食べ過ぎかな?」とママが感じるというケースがしばしば見受けられると聞きます。
食べる量が少ないとママは心配になってしまいますが、食べ過ぎもまた困りますよね。
BLWでは赤ちゃんが食べる量を自分で決めるので、食べ過ぎ?と感じてもどれくらいでママが制限をかけるべきかも悩むところです。

個人的には、客観的な指標(体重など)で肥満になっていなければそんなに気にしないでよいと思います。
そして、欲しがる場合は少なめのおかわりを盛ることで『おかわりして食べた』という満足感を得てもらうようにしています。

1歳3ヶ月で食べること大好きな娘は毎回残さずきれいに食べるようになり、食べる速さも以前に比べて速くなりました。
十分な量だろうと思って毎回お皿に盛るのですが、最近もっと欲しいとおかわりを欲しがるようになることが多くなりました。

お皿の中身がきれいになくなって、「もうお腹いっぱいになったね。ご馳走様しようか〜」と言うと、泣きそうになりながら拒否。
娘の意思を尊重したいので少量のおかわりを盛りますが、すぐに完食。
もう一回少量を盛って、なんとかごちそうさまするというようなことがわりと頻繁にあります。

私自身提供する量は目分量なので、メニューによって多めだったりそうでもなかったりと適当なのですが、「あ、多めに盛ってしまったかも」と思っても完食することがほとんどで、「あれ?食べ過ぎ?」と思うことも多いです。
以前はお腹いっぱいになったら食べるのをやめていたので、今は食べることが楽しくていっぱい食べたいという欲求が強い時期なのかなとおおらかに捉えています。

娘の場合特に肥満にはなっていないので、そんなに神経質にならずある程度欲しがる量をあげるようにして様子を見ています。
ただ食べ過ぎてお腹がぽっこり出てしまうと、反り腰になりやすくなり体の発達に良くないこともあります
通常の幼児体型でもお腹はぽっこりしているものなので、食べ過ぎによるものか見極めが難しいですが、よく食べるお子さんの場合は常時反り腰になっていないか注意してみてあげるとよいかもしれません。


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