BLW離乳食でめっちゃおえおえなります、うちの子大丈夫？

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こんにちは、ありすです。

BLWを始めて少し経ち、ようやく少しずつ食べてくれるようになってきた！嬉しい！
と喜ぶのも束の間。

この時期がやってきます。

食べるたび、毎回めっちゃおえおえしてる〜〜〜！！心配！！

毎回おえおえする我が子・・・大丈夫なの？？

まず先に言います。
おえおえしても大丈夫！むしろ正常！
うちの娘もめっちゃオエオエしていました。
そしてみんなオエオエします。

食べながらおえおえしているのを見ると、苦しそうだしかわいそうな気がして、とても心配になってしまいますよね。
私もそうでした。
というかこの後に書いているような知識があっても、わかっていても心配でした。

でも、本当に大丈夫。
そしてこれはずっと続くわけでもありません。

おえおえするのは咽頭反射

食べながらオエオエするのは、咽頭反射と言って窒息ではありません。

咽頭反射は窒息を未然に防いでくれる、いわば安全装置です。
おえおえしているのは、安全装置がしっかりと作動してくれているということなので、むしろ喜んでOK！
安心して大丈夫なんです。

大人でもたとえば舌の奥の方に何かものを触れさせたりするとオエッとなりますよね。
風邪をひいた時に内科で喉を診察される時にオエッとなりませんか？あの感じです。
これが咽頭反射という体に備わっている反射です。
咽頭反射は、そのまま喉の奥の気管にものが入って行かないように、押し出そうとしてくれている反射になります。

赤ちゃんの咽頭反射は前の方で起こる

赤ちゃんの場合、この反射が大人よりも舌の前側でも起こるようになっています。
なので、実際はそこまで口の奥の方まで入っていなくても、おえっとなりやすいんです。
なので食べることを習得している時期はあんなに毎回のようににオエオエしているんです。

このおえっとなる感覚を繰り返すことは、赤ちゃんにとって必要であり重要です。
食べ物が大きすぎたり、詰め込みすぎたりした時にこの咽頭反射が起こります。
このオエオエするのを繰り返すことによって、だんだんと食べ物の適切な大きさや量を学んでいくのです。

オエオエするのはどの赤ちゃんでも経験します。
従来のペーストの離乳食を食べている赤ちゃんも、固形物を食べるようになるタイミングで必ず経験します。

さらにこの咽頭反射は、成長と共にだんだんと舌の前のほうでは起こらなくなってきます。
これはBLWをやっていても従来の離乳食でもおなじだそうです。
ということは、舌の前の方で咽頭反射が起こる段階でしっかりオエオエを経験して、適切な量や食べ物の大きさを自分で早く学べている方が、喉の奥でオエオエするよりずっと安全ですよね。

咽頭反射についてはこちらの記事でも詳しく書いています。

オエオエするのはむしろ正常だけど、でも怖い？

おえおえするのは正常なこととわかった。

でもやっぱり我が子が苦しそうで目の当たりにすると怖い・・・
というのが大抵のママの本音ではないでしょうか？

かくいう私も、わかっていても怖いと感じてしまっていました。

元々BLWを始めた頃は食べ物に触れもしなかった娘。
おえおえするのは食べ物を食べようとしているからだし、食べるようになった、まずそれだけでも大きな進歩！
そしてちゃんと咽頭反射が働いているってことだから大丈夫。
大丈夫。この子はちゃんとできてる。信じて見守れば大丈夫。
そう言い聞かせていました。

ただ、おえおえする娘に「大丈夫だよ」と声をかけながら見守っていましたが、実際は内心どうしても怖くて涙が出ることも多かったです。
（あ、私はかなり心配性なほうです・・・）

一方娘のほうは、おえおえしていてもそれが終わったらけろっとしていました。
何事もなかったかのように再び食べ出すことがほとんど。
おえおえする時間が長い時はどうしても不安になりましたが、私自身も少しずつ慣れていきました。

子供を信じて見守るということ

結局のところ、我が子を信じて見守るということ。
これに尽きると思います。

ママが不安に思ってしまうのは仕方ないです。
だって大切な大切な我が子だから。
知識があっても感情が揺さぶられることはあります。

でも、知識があるおかげで、それでもちょっと頑張って、我が子を信じて見守ろうって思いませんか？

感情は必ずしも追いついていなくても、知識があるからこそ
「これは窒息ではなく正常な反応だから大丈夫。」
と判断できます。

なので、窒息や誤嚥に関してママが正しい知識を持っておくことはとても重要です。
万一本当に窒息した場合の対応も心得ておくことで、落ち着いてしっかり見守ることができます。

我が子を「信じて見守る」ことって、まさに赤ちゃん主導のBLWの本質ですよね。

おえおえせずに食べられる日がくる

オエオエする期間も実はそんなに長く続きません。

娘が頻繁にオエオエするようになったのは、
BLWで少しの量を食べるようになってから３〜４週間経ったくらいでした。
食べる量が始めに比べて増えてきたあたりだと思います。
なので咽頭反射が出てきたら、「しっかり食べようとするようになったんだなぁ」と喜んでいいと思います。

咽頭反射がピーク時の１週間くらいの間は、ほぼ毎食おえおえしていました。
なのでその頃はちょっと食事の時間が憂鬱でしたね。

でもそれを過ぎると、少しずつおえおえする頻度が減っていきました。
徐々にですが、「そういえばおえおえする回数が少し減ってきたかな？」と感じてきます。

「いつの間にかほとんどおえおえすることは無くなったな」と感じたのは、
うろ覚えですが、おえおえするようになってから1ヶ月〜1ヶ月半くらい経った頃だったかなと思います。

毎食おえおえする頃はママにとって少ししんどい時期かもしれませんが、ずっと続くわけではありません。
咽頭反射の回数が減っていくのを感じると、上手に食べられるようになってきているなと、我が子の成長を感じられます。
きちんと咽頭反射を経験しているからこそ、正しく食べることを学ぶことができるんです。

食べることを毎日一生懸命学んでいる我が子を誉めるのはもちろん、学びの機会を提供し、信じて見守っている自分自身もたくさん誉めてあげてくださいね。