BLW離乳食|BLWは実は前からあった!私が子育ての先輩から実際に聞いた話

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こんにちは、ありすです。




BLW離乳食はまだ日本でメジャーになったとは言えないと思います。
BLWと言っても知らない人が多いし、関連書籍もまだまだ少ないし、市町村の保健師さんや栄養士さんの離乳食講座は当たり前にピューレの離乳食で、BLWという言葉が出てくることもない・・・




なのですが、実は日本にもBLWってずっと前から存在していたんです。




実際に私が聞いた話をご紹介したいと思います。








目次

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実は昔からあったBLW




BLW提唱者のジル・ラプレイ氏も著書の中で「BLWは新しい方法ではない」と述べています。




これまでもお母さんたちは我が子の離乳食を試行錯誤する中で、特に2人目以降の子供の離乳食の時に自然なかたちでBLWの方法で離乳食をあげていたことが実はあるということです。




どういうことかというと、1人目では教科書通り離乳食作りをとても頑張った。
食材をすり潰して、刻んでと手間をかけて離乳食を作ってスプーンで食べさせようと頑張っていたけれど、実際はあまり食べてくれなくてとてもしんどい思いをした。
2人目の子供の時は多くの場合余裕がないのも手伝って1人目の子供の時に比べて適当になり、離乳食に関しても大人の食事から取り分けたり、細かく刻んだりせずに欲しがるまま手づかみで食べるのを見守ってみたところ案外食べてくれる、といった感じのようです。
ただこういったことを人に言ったら「この母親は怠けている」と思われてしまうから大抵のお母さんはあえて人に言わないだけで、自然とBLWのやり方にたどり着いて実践していたお母さんたちは一定数いるそうです。




私が子育ての先輩から実際に聞いた、自然とBLWに行き着いた話




実は私自身、上記とほとんど同じような実際の体験談をたまたま聞いたことがあります。




ある休日に地域で評判の洋食店に食事に行った時のこと。
当時生後5ヶ月だった娘も連れて、夫と3人でランチをしました。
といっても娘はまだ離乳食開始前なので食事はしませんが。




そのお店はテレビでも取り上げられたことがある地元ではちょっとした有名店ですが、家族で切り盛りしている小さな洋食屋さんでした。
50代くらいの奥さんがホールを担当していて、食事が終わった頃に少しぐずりかけていた娘を私があやしていたら自然と話をする流れになりました。




その時に離乳食の話になったのですが、たまたま奥さんが話してくれた話がとても興味深かったです。




お店をやっているからとても忙しい中子育てをしていた奥さん。
2人の息子さんがいて今はもちろん成人していますが、長男の時は色々と気を遣って頑張って離乳食を作ってあげていたそうです。
ですが次男の時は上の子もいるし忙しく本当に余裕がなくて、気がついたらなんと、親が目を離した隙に自分で食パンを食べていたんだとか!
(もちろんこれまで母乳かミルクしか飲んだことがない赤ちゃんが、です)




初めは「うわぁどうしよう!!」とても焦ったけれど特に問題は無かったようで、次男はそのうち納豆を手づかみで食べたりしていたそう。
なんなら体はとても丈夫で、元気に逞しく丈夫に育っていったそうです。
好き嫌いもほとんどなかったとか。




一方かなり気遣って気合を入れて離乳食を用意した長男は結構神経質な感じになり、後々も何かと気を遣ったとか。
「神経質」というのが具体的にどんなことなのかまでは聞けませんでしたが・・・。




BLWを推したいがために創作したストーリー?と思われてしまいそうですが、奥さんが話してくれた実際の話そのままなんです。




奥さんはもちろんBLWという言葉は知らないと思いますが、自然な形でBLWの方法で離乳食をやった実例(しかもとても丈夫に育ったということで大成功ですよね)をたまたま聞くことができて、「本当にBLWを自然と実践した人の話を聞けた!」と驚きと共に感動しました。
と同時に、ジル・ラプレイ氏が言うようにみんな敢えて言わないだけで、BLW的な離乳食のやり方に自然とたどり着いた例って実は結構あるのかもしれないなと思ったりもしました。




この話を聞いた時はまだ娘の離乳食をBLWでやるか少し迷っていたのですが、この話を聞いて「絶対に娘にはBLWの方法で離乳食をやってみたい」と思った私です。




『通常の離乳食で育てた長男は神経質な感じになってしまったけれど(結果的に)BLWで育った次男は丈夫に育った』というのは、必ずしも離乳食の方法だけが理由ではないかもしれません。
個人の性格や気質もあるだろうし、生活の他の様々なことが影響を与えることと思います。
なので「BLWだから必ず丈夫に育つ」なんて言う気はもちろんありません。あくまでたくさんある因子の一つでしかないですから。




でも実際に(結果的に)BLWで育った次男がとても丈夫に育ったということは、BLWでの体験が子供にとってプラスの可能性も大いにあると思います。
話をしてくれた奥さんがそういった印象を持っていたからこそ、「長男は神経質な感じになったけれど、次男は丈夫に育ったわ」と言ったように私には思えます。




まとめ




BLWに興味があるけれど、パッと最近出た新しい方法でやるのはどうなのかな・・・と不安に思う人もいるかもしれません。




ですがBLWは決して新しい離乳食の方法ではないんですよね。
これまで離乳食法として体系的な理論として確立されていなかっただけで、昔からお母さんたちが試行錯誤する中で存在していた方法だと思います。




むしろ今一般的とされているピューレをスプーンであげる離乳食法のほうが、戦後に厚労省が指針を決めてすすめてきた新しいやり方と言えると思います。
これは想像でしかないですが、戦前やもっと前の時代は、BLWに近い自然なかたちで離乳が進められてきたのではないかなと思ったりします。




BLWは赤ちゃんにとってもママにとってもメリットが多い離乳食法だと感じているので、BLWの言葉が生まれるずっと前から自然なかたちで実は行われてきたと言うのはとても納得できることだと思います。




もちろん赤ちゃんとママにとって自然で楽しいのならどんな離乳食法でもいい。
ただ、今の一般的な離乳食法でしんどい思いをしているママや赤ちゃんがいるなら、BLWのやり方を取り入れてみるのも1つの解決法になるかもしれません。
そのためにもBLWがもっと広まればいいなと思います。





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