こんにちは、ありすです。
今回はBLWを娘に実践している私が、これからBLWを始めるという方に「これはあった方がいいよ!」とお薦めしたいものを書いていきたいと思います。
目次
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BLWする上での必需品とは?
重要!足の裏がつく椅子(超初期はママの膝の上でもOK)
BLWに限らず、離乳食において椅子はとても重要なアイテムです。なぜなら、足の裏がしっかりとつくことがよく噛むということや落ち着いて食事することに繋がるから!
ちょっと想像してみればわかるのですが、大人でも、足がぶらんぶらんの椅子だとなんだか心もとない感じがしませんか?
おしゃれなお店やバーにあるスツールのような高めの椅子だと足が床につかなくて、なんとか椅子の脚のどこかに足を引っ掛けるようにして安定させようとしたりしますよね。(私だけ?笑)
子供であれば、そして離乳食をはじめたばかりでまだ「食べる」という行為に慣れていない赤ちゃんであればなおさら、足の裏がしっかりつく椅子に座って食事することがしっかり噛んで落ち着いて食事することに直結するということが想像できるかと思います。
とは言っても、BLWにおいてほんとうに初期の段階では、ママの膝の上でもOKです。
むしろその方がより自然かもしれません。
なぜならBLWを始めたばかりの頃は食べることが目的ではなく、お食事というものにまず慣れることが目標だからです。(そもそもその頃はほとんど実際には食べません!)
普段ママと遊んでいる延長のような感じで、ママの膝の上でリラックスしながら食材を眺めたり手に取ったりして、お食事というものに少しずつ慣れていけば良いです。
何回かママのお膝で実践した後、椅子に座ってみるという段階ではきちんと足置きのある安定した椅子に座らせましょう。
NGな椅子
ちなみに使ってしまいがちなNGな椅子について。バンボはNG
足がぶらんぶらんになってしまい落ち着いてお食事が出来ないので、バンボはお食事にはNGです。ハイローチェアもNG
ハイローチェア(アップリカのユラリズムやコンビのネムリラなど)の背もたれを立ててそのままお食事用として使用するのもNGです。やはり足の置き場がないためです。
我が家は娘が低月齢の時にアップリカのハイチェアを購入し、当時はゆらゆらさせて昼寝などに使用していたのですが、後々2歳くらいまでお食事にも使えるので長く使える!と思っていたものの、結局食事には使わずにお食事用の椅子を買い直しました。
お食事椅子のおすすめ
BLWをはじめるのにおすすめなお食事椅子を紹介したいと思います。Yamatoya すくすくチェアプラス
我が家が実際に使っているのがこの大和屋のお食事椅子です。
良いところは、
・2万円以下と価格が抑えめ(ガード、テーブル付きでこの値段!)
・座面、足置きの両方とも細かく高さ調整が可能
・耐荷重60kgで長く使用可能、大人も座れる!
・作りもしっかりしていて全く問題ない
・大抵の赤ちゃん用品店に置いてあるので店頭で実際に試すことができる
微妙なところは、
・組み立てが必要
・座面や足置きの高さ変更をするには工具が必要(全体のネジを緩める必要があります)
というところでしょうか。
実際に使ってみての感想としては、基本的にとても満足です。
座面と足置きの高さを細かく調整できるお食事椅子の中では最安値だと思いますし、椅子としての機能に過不足なく、コストと機能性のバランスがとても良い椅子だと思います。
付属のガード、テーブル共に使っていますが、ガードは工具不要で取り外しができるので食べ物が挟まったり気になるときは手軽に外して掃除ができます。
テーブルはフチが高くなっているので食べ物が落ちにくくなっていて、でも左右の前の方にそれぞれフラットな箇所があるので、そこで食べ物をささーっと回収しやすいです(伝わるかな?下の画像の矢印の部分のことです)。
ちなみに色はダークブラウンを使用していますが、高級感があってインテリアにも馴染んでいていい感じです。
明るい色やポップな色も展開しているので、好みの色が見つかると思います。
強いて気になるところを言うなら、座面と足置きの高さ変更がワンタッチでできないことに若干の不便さを感じることもあります。
すくすくチェアの場合は、全体のネジを何本か六角レンチで緩めて座面や足置きを引き抜けるようになります。
子供ってすぐに成長するので、「足置きを一段下げた方がいいかな?」と思ったときに気軽に試してみて変更できるとやっぱり便利かなぁとは思います。
以前、もう下げた方がいいだろうと思ってわざわざ六角レンチを出してきて一段足置きを下げてみたら足が全然つかなくなってしまって、まだ全然下げなくてよかったということがありました。
とはいえ成長して足置きの高さ調整をするのはそこまで頻繁ではないので、そんなに問題にならないと個人的には思っています。
ドイツ生まれのハイチェアイッピー【moji】
本体約3万円と大和屋の椅子よりも価格は高いですが、デザイン面・機能面両方においてとても優れています。
良いところは、
・ほぼ完成した状態で届くので、組み立てが簡単&工具不要
・座面と足置きはワンタッチで高さ変更可能
・足元をお掃除ロボットが通れる設計
・別売りのテーブルの作りが良くて、食べこぼしが落ちにくい
・折り畳むことができて、さらに自立する
・耐荷重90kgで大きくなってからも長く使える
・おしゃれなニュアンスカラーで、デザインもシンプル
デメリットは、
・本体価格だけで約3万円と高い(ガードやテーブルをつけるとさらに1万円以上かかる)
・色展開が少なめかつおしゃれなニュアンスカラー中心なので、子供らしい明るいカラーや木目そのままの色一色を希望の方はイメージのものがない
といったところです。
大和屋のすくすくチェアの組み立てが複雑な訳では決してないですが、組み立て作業は必要です。
一方イッピーの場合はほとんど組み立てというレベルの作業が不要なので、初めの一度のこととはいえ子育てで本当に忙しい合間に組み立てをしなくて良いのはとてもいいなぁと思います。
(私はすくすくチェアが届いた時どうしても早く使いたくて、夫の帰りを待たずに娘がお昼寝したタイミングに音を立てないように頑張って一人で組み立てました 笑)
また足置きなどワンタッチで高さ変更できるのは、「変えた方がいいかな?」と思ったときに気軽に試せるので実際とても便利だと思います。
盲点だったのはお掃除ロボット!
すくすくチェアは残念ながら、お掃除ロボットは通り抜けられません・・床から5センチくらいのところにパーツがあります。
お掃除ロボットを利用している方は多いと思うので、お掃除ロボットが通れる作りはとてもポイント高いですね。
またテーブルをつけた場合のテーブルがとても優秀です。
テーブルの形が子供のお腹周りに沿うようにカーブになっていて、子供の体との隙間がとてもできにくくなっています。
なので食べこぼしが最小限に抑えられますし、椅子からも抜け出しにくくなっています。
他にもたくさん良い部分があるのですが、とにかくメリットがたくさん!
それだけあって、すくすくチェアに比べると価格も高めになっています。
なるべく価格を抑えつつ必要十分条件を満たすものを希望ならすくすくチェア。
初期投資は少し必要でも後々の細かい使い勝手(座面の調整やお掃除ロボット)を重視するならイッピーかなと思います。
どちらを買っても後悔はないと思います。それくらい両方ともとてもおすすめの椅子です。
袖ありのお食事エプロン(超初期はなくても良いかも)
BLWに限らず離乳食を食べる赤ちゃんはまだ上手に食べられないので服は汚れてしまいます。やっぱりママとしてはできる範囲で汚れを防ぎたいので、エプロンはどうしたって必須アイテムですよね。
袖ありのエプロンは赤ちゃんの動きを制限してしまうのでおすすめしない、という声も聞きますが、個人的にはあえて袖ありがおすすめ。
なぜなら、袖ってめちゃくちゃ汚れるから!笑 特に少し食べられるようになってきたけれどまだ慣れていない頃って、食べ物にもよりますが袖がぐしゃぐしゃになります。
なので袖をガードできなければあまり意味がないように思います。
袖が毎回派手に汚れてしまってママがしんどい思いをするくらいなら、エプロンをつけて解決した方が絶対に良い!
そして、薄手で赤ちゃんの動きを制限しない袖ありのエプロンって普通にあります。
娘の場合は、初めは前掛けスタイルのシリコンビブやナイロンビブを使っていました。
(いきなり袖ありエプロンは慣れないので嫌がるかなと思ったためです)
ですがやはり袖が汚れる 笑
そしてそれ以前に、シリコンビブのポケットの部分に毎回手を突っ込んで動かしてとても楽しそうに遊んでしまい、食事どころではない感じになっていました(うちの子だけでしょうか 笑)。
慣れてくればそのうち遊ばなくなるかなーと思ってもほとんど改善せず、結構真剣に悩みました。
そんなこともあったのであるとき思い切って(?)袖ありのエプロンをつけたところ・・・
特に嫌がることもなく、遊んでしまうポケットもなく、しかも袖が汚れない!
洗うのはすこーし面倒ですが、娘も食事に気持ちを向けてくれるようになり、もっと早く使えばよかった!と思いました。
娘が使っているのはこちら。
そでがしっかりすぼまっていて服の汚れは防いでくれるけれど、薄手なので着けてしまえば洋服そのもののような感じなのか、うちの娘は全くエプロンのことを気にならない様子でした。
前掛けタイプのビブだとポケットで遊んでしまって大変だったのに、エプロンに注意がいかなくなってとても楽でした。
薄手ですがしっかり防水素材なので、服が汚れてしまうことが皆無に!これは本当に良い!
使用後は食器などと一緒に洗剤で洗って、水分をタオルで軽く拭いてその辺にかけていました。
朝に使った場合、食後すぐに洗ってその辺の室内に吊るして乾かしておけば昼頃には乾いていました。(とはいえやはり洗い替えはあった方が楽だと思います)
ただ微妙なのは、ポケット。
下の方にポケットがついているのですが、真ん中が縫ってある仕様なのでパカっとは開かず(だからこそ手を突っ込んで遊んだりしないのかもしれませんが)、うちの娘の場合はあまり食べ物をキャッチしてくれませんでした。
(同じものを使っている友人は食べこぼしをしっかりキャッチしてくれる!と言っていたので、赤ちゃんの体型にもよるのかもしれません・・)
食べこぼしをしっかりキャッチしたい場合は、このエプロンの上にシリコンビブを重ねるのが良いと思います。うちもそのようにしている時もあります。
袖や服全体の水分含めた汚れをしっかり防ぎたいなら袖ありのエプロン、食べこぼしを確実にキャッチしたいならシリコンビブを重ねるという感じです。
袖ありのビブは他のものを使用したことがないのですが、もしこちら以外におすすめがあればコメントでぜひ教えてください♪
野菜を蒸すためのツール(蒸し器orアルミトースター推奨、レンジ非推奨)
BLWでは蒸し野菜をはじめ食材を蒸して提供することがとても多いです。なので蒸すためのツールは必須です。
ここで注意したいのが、電子レンジ。
手軽に蒸す方法といえばレンチンですが、BLWの場合はおすすめしにくいかなと個人的に思います。
なぜなら、電子レンジだと火の入り方にどうしてもムラができてしまい、一部は火が通っているけれど一部がまだ固い状態になりがちだから。
レンジは均一に火が入りません。赤ちゃんに提供する食材で一部が硬いと言うのは避けたいもの。
では均一に火が入る蒸し方でおすすめは?となると・・・
蒸し器を使用してお鍋で野菜を蒸す方法があります。
蒸し器(お鍋で蒸すための穴が空いたプレートのようなもの)は100均でも売っているので手軽に試すことはできます。
なのですが・・・私はやってみて毎回お鍋を使うのは正直ちょっと面倒に感じてしまいました。
そこで個人的におすすめは「オーブントースター」を使うことです。
なぜならわざわざ買わなくても大抵の家庭にトースターはあるし、何よりとても簡単でお手軽、そして仕上がりが均一に美味しく蒸し上がるからです。
やり方としては、ホイル焼きの要領でアルミホイルで食材を包み、隙間なく包んで15分ほどトースターでチン。
我が家でのホイル蒸しの詳しいやり方はこちらの投稿をどうぞ↓
重要!汚れてもママの負担が少なくなる環境と心
BLWに限らずですが、赤ちゃんがお食事すると散らかるのは当たり前です。だって赤ちゃんはまず、きれいに食べなければなんて思っていないから。
そして、初めての「食べる」という行動に全身で取り組んで練習しているのです。上手にできないのは当たり前ですよね。
どの赤ちゃんもどこかの時点で「自分で食べる」ということを学んでいかなければいけなくて、BLWの場合それが早い段階で来るので、散らかってしまう時期も早めに来るというだけのことです。
そもそも親がスプーンで与える通常の離乳食でもかなり汚れるというし、BLWの場合は毎日思い切り練習する分、散らかる期間は短い傾向にあります。
なのでまずは「赤ちゃんが散らかしてしまうのは当たり前」とママが認識しておくことが大事です。
そして床が汚れてしまってもいいようにあらかじめ対策しておくことで負担を減らせます。
対策としておすすめなのは、床を保護する透明のシートをダイニング下に敷いておくこと。
我が家では、敷いても目立たない透明のダイニングマットをダイニングテーブルの下に常に敷きっぱなしにしています。
こうすることで、水分をこぼされてもフローリングが傷む心配をしなくて良いし、ささーと水拭きも出来て簡単に掃除ができます。
私が使っているのは下のものですが、マットな質感の透明なので敷いていてもインテリアの邪魔をしません。サイズ展開もいろいろあります。
あとはお食事の前にお食事椅子の周りの食べこぼしが落ちそうなところに、「新聞紙やチラシなどそのまま捨てられる大きめの紙」を敷いておくこと。
ポイントは「そのまま捨てられる紙」を敷くことです。
レジャーシートなど防水のシートを敷いてガードするのでも良いのですが、その場合そのシートを毎回洗うのが手間になってしまいます。
なので断然、新聞やチラシなどを敷いておいて、食事が終わったら食べこぼしごとそのまま紙をがさっと捨てるのがおすすめ!
我が家も食べこぼしが多そうな食材の時や、落とされたら掃除が大変そうなものの時にはチラシを敷くようにしていますが、汚れてもそのまま捨てられるのでとても便利です。
食べこぼしで汚れてしまうというのはBLWでの唯一と言えるデメリットですが、散らかされても大丈夫なように対策をしておけばママの負担を少なくすることができます。
ママにとってしんどすぎないということはとっても大事。
あらかじめの対策をすることでゆったりした心構えでママも赤ちゃんも楽しくBLWを始められると思います。
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